裏切りのサーカス コレクターズ・エディション [Blu-ray]
静かでいい映画でした。
品がありました。
イギリスの良さを感じました。イギリスの事はよく分かりませんが、とにかくそう思いました。
ロシアのスパイ役で出演していたスヴェトラーナ・コドチェンコワという女優さんがとっても美しかったです。
「華麗なるギャツビー」の新しい予告編を観ました。
楽しみ。
登場人物にジョーダン・ベイカーという主人公(ギャツビーではなく)と親しくなる女の人がいます。
小説で読んでいて、僕はそのジョーダン・ベイカーが好きになりました。
クールで、他人と少し距離を置いて付き合う所が素敵です。ゴルファーでしなやかな体をしています。
この映画でこの役は、エリザベス・デビッキという女優さんが大抜擢されたそうです。
楽しみです。
金子信雄さんと加藤嘉さんの演技がみたくなって
座頭市血笑旅 [DVD]
を観ました。
(どちらの方もドラマ「白い巨塔」を観て好きになりました。)
金子信雄さんは声が好きです。
加藤嘉さんは短い登場時間ながらも、しっかり存在感と説得力を見せるところがすごいです。
久しぶりに時代劇を観ようと思ったのは
仲代達矢が語る 日本映画黄金時代 (PHP新書)
これを読んだからです。
春日太一さんの本はどれも面白いです。
まだ読んでいなかった
時代劇の作り方 プロデューサー能村庸一の場合
こちらも読んでみることにしました。
僕は小さい頃、時代劇をテレビや映画でみた記憶がほとんどありません。
家に祖父母がいなかっことが理由の一つかもしれませんが。
今になって「もっと観ておけばよかった」と後悔しなくもありません。
知り合いのお母様がお茶(茶道)をやっていらして、その方のお茶の話が興味深かったので
茶の本 (岩波文庫)
読んでみました。
まだ途中ですが、茶道というものがここまで総合芸術、というか総合人間教育というものだとは思いませんでした。
人間としての大切な要素がすべて詰まっている気がしました。
少し変な話になりますが・・
あらゆる行動の出発点は「自分」であるべきだと思います。
もちろん他人や、ある出来事がきっかけで何かをする、ということはあります。
しかしそういう場合でも、自分でするしないを「選び」「決めた」という確かな実感や責任がないと、あまり良い結果にはならないし、もしうまくいっても満足感や充足感が得られないような気がします。
僕自身ここ最近、その出発点が少し「自分」という場所から外れていた感がありました。
もちろんこれは今になって思うことですが。
最初は少しだったそのずれは、少しづつ大きくなりました。
そういう「気」や「心」は、やはり「体」と大きく関係しているようで、そのうち僕は体調まで崩しやすくなってきました。
「これはいよいよヤバイな」と思いました。
その時に思ったのが
「体に帰りたい。なんとかして俺は、俺の体に一度還らなくては」
というような、まあ、訳の分からないことです。
そこから連想ゲームのように、かつて聞いた言葉がよみがえってきました。
「皮膚から下だけが自分の財産だ」
僕の学んだ専門学校に「体操」という授業がありました。
上の言葉はその体操の先生がおっしゃっていた言葉です。
野口体操 マッサージから始める (ちくま文庫)
この本を手に取り、久しぶりに野口体操を実践すると、少しづつですが、なんというか、自分本来の感覚のようなものが帰ってくる感じがありました。
「いつでも風邪引いてやるぜ!」と言いたげだった硬くこわばった背中(僕の最近の風邪はいつも背中の悪寒からでした)が柔らかくなり、常に感じていた寒気も消えていきました。
今になって「あのままいってたら俺どうなってたんだろう・・?」とちょっと怖くなります。
野口体操を習っていてよかった、自分の中に、体に帰るきっかけがあって良かった、と思いました。
もう同じ轍は踏まないようにしたいです。
最後に僕が今欲しい本を
女優 若尾文子
美しいです。
ではまた。
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