明日に向って撃て! (特別編) [DVD]
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ロバート・レッドフォードがカッコよかったです。

時代劇と西部劇は似たところがありますが、やっぱり西部劇はスケールが大きいですね。

江戸の犯罪人が追い詰められて

「そうだ、外国に行こう。」

とはならないですものね。

まあこの作品は西部劇というか「アメリカン・ニューシネマ」というものに分類されるらしいですが。(wikipedia情報です。)

気づいていませんでしたが、僕はわりとこのアメリカン・ニューシネマを観ているみたいです。

僕が観たのは「ワイルドバンチ」「M★A★S★H マッシュ」「ロング・グッドバイ」「タクシードライバー」です。

「タクシードライバー」はすごかったです。

「M★A★S★H マッシュ」も楽しいです、でも多分英語が分かる方が楽しい、し、アメリカ人のほうが楽しめる感じがします、おそらく。(笑いの部分なんか、細かいニュアンスがどうも)

一番好きなのは「ワイルドバンチ」かもしれないです、なんと言うか、楽しくて、潔いい。


漂砂のうたう

漂砂のうたう

これは、三遊亭円朝、そしてその弟子三遊亭ぽん太が登場人物として出ているというので読んでみました。

つい先日行った根津、そこにかつてあった根津遊郭が舞台のお話です。

根津に不忍通りをメインストリートにした遊郭が存在したなんて!ホントに、まだまだ知らないことだらけです。

主人公定九郎の鬱屈した感じが現代人のそれに共通するようなところがあって、面白かったです。

時代物って割りとシンプルな性格の登場人物が多いし、悩みの質もシンプルに描かれがちですが、この定九郎の描かれ方には今までに無い新しさを感じました。


ALWAYS 三丁目の夕日'64 DVD通常版

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僕は吉岡秀隆さん演じる茶川さんが大好きなので最後はやっぱり泣かされちゃいました。

そして飛行機雲がオリンピックのマークを描くところで何故か鳥肌が立ちました。

ロンドンオリンピックにあわせて7月くらいに公開したらよかったんじゃない?と思わなくもないです。(まあ、いろいろご都合がおありでしょうが・・)

あとは「そうか、だから『体育の日』か・・」なんて思いました。東京オリンピックの開会式の日なんですね。


男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎 HDリマスター版 [DVD]

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さて、以前書いたように僕はマドンナを演じる女優さんで次に観る「男はつらいよ」を決めています。

「もう、大体好きな女優さんのやつは観ちゃったなあ」なんて思っていましたが、いました。松坂慶子さんです。

もう、本当に素敵でした。

しかし寅さんはホントに偉いですね、ふられて、もう結婚しているマドンナの住んでいる対馬にわざわざ最後訪ねに行くんですから。

あのまま東京で別れたっきりじゃ彼女が気にすると思ったんでしょうね。「私、寅さんのこと傷つけてしまったんじゃないかしら」って。

そんな時、寅さんが訪ねてきてくれて、おふみさん(松坂慶子さん)とってもうれしかったんだと思うんです。

だから、泣いて喜んだんですね。「寅さん良く来てくれたわね・・・良く・・・」

僕も泣いてしまいました。

寅さん、カッコいいです。




とまあ、そんな感じです。

それではまた。