本の紹介だけ、


capeta(29) (KCデラックス)

capeta(29) (KCデラックス)

相変わらずの面白さ。

しかし曽田先生はよくこのペースで書いてるなー、とホントに感心しちゃいます。

こないだ28巻が出たばかりの気が。


いや、他に僕が買っているのが「HUNTER×HUNTER」といい「ヒストリエ」「バガボンド」といい最新刊がまったく出てないからですね。

「これがマカオGPか・・・」っていう感じの29巻。

F1の登竜門といわれるマカオGP、そこはまさに戦場です。

「ここまでやんなきゃ勝てねえのか!」と思いました。

そしてカペタ、ナオミ、モナミ、ノブ、みんな大人になったなあ・・。


幕末あどれさん (幻冬舎時代小説文庫)
幕末あどれさん (幻冬舎時代小説文庫)

これはまだ読み途中です。

幕末、幕府の人間、そして歌舞伎の人間。

旗本の次男に生まれた男が、後の黙阿弥、河竹新七の弟子になるところから物語は始まります。


この時代の維新志士のことは少しは理解しているつもりですが、幕府側のこととなるとさっぱりです。

御家人と旗本の違いも知りませんでした。

小普請組が大変だというのは落語「真景累ヶ淵」で知っていましたが。

「痩せても枯れても天下の旗本」っていうプライドはそういうことだったんですね。(旗本には御家人と違って、御目見以上(将軍に拝謁出来る資格)があったんですね。)


時代が刀から鉄砲になるなかで、「俺は鉄砲なんて持ちたくねえよ・・武士なら刀だろ!・・でもなあ、俺も成り上がりてえし、しょうがねえ。鉄砲かあ・・・」みたいな人も、そりゃあ居たでしょうね。

こういった幕末の世に歌舞伎というものがどう絡んでいくのか、続きが楽しみです。