2012年08月



チェーホフ『かもめ』 2012年9月 (100分 de 名著)

チェーホフ『かもめ』 2012年9月 (100分 de 名著)

どうやらこの「100分 de 名著」シリーズは全て、550円というありがたい料金設定らしいですね。

いつも書いているように他のNHKテキストはちょっとお高いですが、今回は迷わず買えました。

「かもめ」を一場、一章ごとに追いながらも、劇中のセリフやその表現に関連付けて、チェーホフの他の作品(小説、戯曲、随筆など)や彼の人生で起こった出来事なども紹介されています。

夢中で読んでしまいました。なによりチェーホフがどんな人だったのかが、よく分かって良かったです。

読んだ後は、すぐ「かもめ」を手に取りました。

やっぱり面白いです。



村上朝日堂の逆襲 (新潮文庫)
村上朝日堂の逆襲 (新潮文庫)

この本は初めて読みました。

僕にとってはもはや数少ない未読の村上春樹の本です。

ずいぶんリラックスして、楽しそうに書いている印象です。

まあ、それは、他のエッセイでもそうなのですが(村上ラヂオなど)、この本はプラスアルファなかなか「くだけた」感じがします。

エッセイの中ではかなり初期に書かれたものだからかもしれません。

僭越ながら、「ああ、村上春樹若いなあ」と思ってしまいます。



「若いなあ」

ということで、ひとつ似たようなエピソードが。

僕は小学校低学年の頃からテレビで全日本プロレスを見ていました。

金曜か土曜日の夜9時から「熱き名勝負集」という番組がやっていて、よく父と見ていました。

三沢がそろそろ鶴田やハンセンに勝とうと頑張っている頃です。

僕はその頃から小橋と三沢が好きです。

まあそれはおいといて

そんな三沢、小橋の後ろで頑張ってる若い青いパンツの選手がいました。

秋山選手です。

若い選手はタッグマッチなどで標的にされます。

散々外国人レスラーに痛めつけられる彼の姿を見て僕は

「何だよこいつ!全然頼りにならんじゃん!」

「もう!早く小橋にタッチしろし!」

なんて甲州弁丸出しで、彼に非難の言葉を浴びせました。

小学生にそんなこと言われるなんて、プロレスラーというのは随分因果な商売だなと思います。

ともかく、一度染み付いた印象(特に幼い頃)というものはなかなか払拭しがたく、僕にとって秋山準選手という人は

「若造」

なんです。

いくら年上でも、どんなに申し訳ないと思っても

「ああ、こいつ頑張ってるな、若いなあ」

と、どうしても僕の方が年上設定で見てしまいます。

というお話。


もちろん秋山選手は大好きです。

2004年のNOAH東京ドーム大会、秋山準vs小橋建太は生で涙しながら見ていました。


最近は昔のようにプロレスを見ることもなくなってしまいました。

しかし僕が見る見ないなんていうことはまったく関係なく、彼らの戦いは続きます。


「物語は終わっても、人生は続く。」


といった感じです。






それではまた。

 
 本の紹介だけ、


capeta(29) (KCデラックス)

capeta(29) (KCデラックス)

相変わらずの面白さ。

しかし曽田先生はよくこのペースで書いてるなー、とホントに感心しちゃいます。

こないだ28巻が出たばかりの気が。


いや、他に僕が買っているのが「HUNTER×HUNTER」といい「ヒストリエ」「バガボンド」といい最新刊がまったく出てないからですね。

「これがマカオGPか・・・」っていう感じの29巻。

F1の登竜門といわれるマカオGP、そこはまさに戦場です。

「ここまでやんなきゃ勝てねえのか!」と思いました。

そしてカペタ、ナオミ、モナミ、ノブ、みんな大人になったなあ・・。


幕末あどれさん (幻冬舎時代小説文庫)
幕末あどれさん (幻冬舎時代小説文庫)

これはまだ読み途中です。

幕末、幕府の人間、そして歌舞伎の人間。

旗本の次男に生まれた男が、後の黙阿弥、河竹新七の弟子になるところから物語は始まります。


この時代の維新志士のことは少しは理解しているつもりですが、幕府側のこととなるとさっぱりです。

御家人と旗本の違いも知りませんでした。

小普請組が大変だというのは落語「真景累ヶ淵」で知っていましたが。

「痩せても枯れても天下の旗本」っていうプライドはそういうことだったんですね。(旗本には御家人と違って、御目見以上(将軍に拝謁出来る資格)があったんですね。)


時代が刀から鉄砲になるなかで、「俺は鉄砲なんて持ちたくねえよ・・武士なら刀だろ!・・でもなあ、俺も成り上がりてえし、しょうがねえ。鉄砲かあ・・・」みたいな人も、そりゃあ居たでしょうね。

こういった幕末の世に歌舞伎というものがどう絡んでいくのか、続きが楽しみです。







古いものから



池袋の中華料理屋さんで食べた黒酢の酢豚



その中華料理屋さんにおいてあった占いの機械!

久しぶりにこれに出会ってほんとに感動しました。



実家に帰ってきて、友達、友達家族とドライブへ。

ひまわり畑。



ひまわり畑。



清里にあるおいしいソフトクリーム屋さん。

(前から思ってたけど、清里の発音ってこっちとあっちでだいぶ違う。山梨の人は割と平板に言うのに、東京の人は きよさと の「よ」だけだいぶ上がる。)


居酒屋に行き、久しぶりに、ほんとに久しぶりにカラオケに行きました。

僕はB'z、好きでも嫌いでもなく、聞くこともほとんど無いですが、友達の歌うB'zは大好きです。

「恋心(KOI-GOKORO)」とか「OH! GIRL」とか。

とても素敵。

あと別の友達が「わがままジュリエット」を歌いました。

映画「サウダーヂ」でおなじみのあの曲。

この歌を甲府で聴くっていうのは、やはり感慨深いものがあります。

良い歌。

思えば中学のとき彼らに出会っていなかったら、僕は「BOOWY」も良さを知ることなく人生を終えていたんじゃないか。(BOOWYはリアルタイムではないですから。)

他に歌ってくれたのは「NO,NEW YORK」「ONLY YOU」

あー、カッコいい・・・。


解散。

残った友達でどこかに行こうと。

「冷麺が食べたい」という流れがなぜか「本気の肉を食おう」に。



本気の肉達。



塩で頂いた「特選ひれ」

僕の中のひれの認識を変えた一品。

他にも「特選ザブトン」を

そして



「特選リブロース」

・・・脂って、なんですか・・・?って感じでした。

砂漠で見つけたオアシスの水のような

山梨の誇る白州、南アルプスの天然水のような

そんな、脂でした。






 どうしても欲しかったので買いました。

月岡芳年 幕末・明治を生きた奇才浮世絵師 (別冊太陽)
月岡芳年 幕末・明治を生きた奇才浮世絵師 (別冊太陽)

絵がめっちゃ「動いて」いるところが好きです。

しかもカッコよく動いています。


あと

海獣の子供 5 (IKKI COMIX)
海獣の子供 5 (IKKI COMIX)

完結。

なんというか、五十嵐大介さんの漫画でしか体験できない世界ってものがあります。



レッド(1) (イブニングKCDX)
レッド(1) (イブニングKCDX)

久しぶりに読み返しました。

6巻まで発売されています。

1巻が出たのが大体五年前、以前から山本直樹は大好きだったのですが「レッド」を初めて読んだ当初はそこまで楽しめていなかったように思います。

「山本直樹の漫画」ということで買い続けましたが、僕の中でちょっとした「背伸び感」があったことは否めません。

時を経て改めて読み返してみると、この漫画の面白さが以前よりすんなりと分かる気がしました。

僕自身の、趣味趣向のようなものが少しづつ変化しているということだと思います。

前は楽しめなかったものが楽しめるようになったり。

(前は良いと思っていたものに対して「何でこんなもの好きだったんだろう?」と思うことはあまりありません。)

おそらく楽しめる範囲が広がってきているのだと思います。


ただ「レッド」に関していうと、それだけが要因ではないと思います。

地震があって、今、国会議事堂前など、東京の、日本の、いろんな場所でデモが行われています。

学生運動というのは僕が生まれる前の話です。僕はその当時のことを肌で感じたわけではありません。

(学生運動と今回のデモを一緒にしているわけではありません、決して。)

しかし今回の一連のデモは、日本に住んでいる者として、肌で感じることのできるものです。

その空気を感じた上でこの漫画を読むと(うまいこと言えませんが)なんとなく「分かる」ものがあります。




 海水浴に行きました。



戦艦三笠のある横須賀、三笠公園へ。

「坂の上の雲」を(まだ途中だけど)読んだ僕としてはとても感動しました。

ここから十分ほど船に乗り



猿島という無人島へ。

猿島wikipedia

ねっころがったり、泳ぎにいったり、ジュースを飲んだり、贅沢な時間を過ごしました。

そして、僕が夏のために作ったプレイリストも帰りの車中で流すことが出来ました!

3年前から作っていたが、一度も日の目を浴びることのなかった僕のプレイリストが!




イラストレーター永井博さんが手掛けた「A LONG VACATION」のジャケット的な写真。

横須賀っていいですね。

そしてクレイジーケンバンドさんの歌う「タイガー&ドラゴン」は、とっても格好良い歌です。

↑このページのトップヘ