2012年07月


以下は村上春樹著「羊をめぐる冒険」の登場人物、鼠の言葉です

「おそらく我々は十九世紀のロシアにでも生まれるべきだったのかもしれない。僕がなんとか公爵で、君がなんとか伯爵で、二人で狩をしたり、決闘をしたり、恋のさやあてをしたり、形而上的な悩みを持ったり、黒海のほとりで夕焼けを見ながらビールを飲んだりするんだ。そして晩年には「なんとかの乱」に連座して二人でシベリアに流され、そこで死ぬんだ。こういうのって素敵だと思わないか?」

「俺は俺の弱さが好きなんだよ。苦しさやつらさも好きだ。夏の光や風の匂いや蝉の声や、そんなものが好きなんだ。どうしようもなく好きなんだ。君と飲むビールや……」

以上です。

僕はこれらの言葉が大好きです。

なんだか、馬鹿みたいにセンチメンタルでしょ?そしてロマンチックです。そして友情を感じます。



以下、読んだ本、観たDVDです。


名人に香車を引いた男―升田幸三自伝 (中公文庫)

名人に香車を引いた男―升田幸三自伝 (中公文庫)

渥美清わがフーテン人生
渥美清わがフーテン人生

山田洋次作品集〈8〉 (1980年)

四文屋―並木拍子郎種取帳 (ハルキ文庫 ま 9-5 時代小説文庫)


子連れ狼 第一部 1 (DVD3枚組) 3KO-1001
子連れ狼 第一部 1 (DVD3枚組) 3KO-1001

男はつらいよ 純情篇 [DVD]
男はつらいよ 純情篇 [DVD]

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け [DVD]

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け [DVD]

男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 [DVD]
男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 [DVD]

男はつらいよ ぼくの伯父さん [DVD]
男はつらいよ ぼくの伯父さん [DVD]

「子連れ狼」を見たきっかけは、

「中村錦之助の作品を観たいな・・・。一回見てみよう。」

ということで、実家に帰ったおり、父に

「中村錦之助が出てて面白い作品って何?」

と、聞いてみたところ

「ほりゃあ、子連れ狼ずらー」

と、教えてくれたので見る事にしました。

まだ一話目しか観ていません。

中村錦之助って・・ホントに・・顔がアレですよね、スゴイ顔してますよね。いや人の事言えないんだけど。

一話目のゲストが太地喜和子さんでした。

太地喜和子さんは「寅次郎夕焼け小焼け」にも出演しています。

僕は「白い巨塔」を観てファンになりました。(ちなみに誕生日が僕と一緒です。)


「男はつらいよ」は

「やっぱこれ観とかないと駄目だよなあ」

と、なんとなく思い観はじめました。

「何から観よう?」と思案した結果、好きな女優さんがヒロインのものから観る事にしました。

若尾文子さん、太地喜和子さん、田中裕子さんです。

「ぼくの伯父さん」は吉岡秀隆が見たかったもので。

どれもほんとに面白いです。

「寅次郎夕焼け小焼け」で太地喜和子さんが涙するシーン、「花も嵐も寅次郎」のラスト、寅さんが「さくら。いいな、二枚目は。ちょっと妬けるぜ」と言って去って行くシーンは最高でした。

全部観ようと思いました。



それではまた



 ヒリヒリするようなセクシーさを持った若い俳優さんって、あんまりいないですよね。

抜き身で生きていて、見ているこっちがハラハラするような。

「未成年」なんか、いいドラマでしたね。

みんな良いですが、セクシーという事でいえば、いしだ壱成と反町隆史ですね。

お二人とも素晴らしい俳優です。


「池袋ウエストゲートパーク」もいいです。

長瀬智也や窪塚洋介などなど。


最近見た映画のなかで忘れられないのは「セレブリティ」のレオナルド・ディカプリオです。

ホント最高でした。

彼の若い頃の映画をちゃんと観よう、ということで

ロミオ&ジュリエット [DVD]
ロミオ&ジュリエット [DVD]

を観ました。初めてちゃんと。

観ていて思ったのですが、この映画を撮ったバズ・ラーマン監督ってかなり変な人ですね。

意外や意外、かなりコアな映画だと思いました。


そして年末公開(日本は来年?)、ディカプリオがギャツビー役を演じる映画「グレート・ギャツビー」の監督がこのバズ・ラーマンなんですね。

予告編を見ましたが、これはかなり楽しみです。

この感じの世界観でドストエフスキーの「賭博者」なんか映画化したらとっても面白そう。




 えー、先日富士山に登ってきました。

山梨県で生まれながら初です。

夕方から登り始めて、ご来光を見よう!という企画。

201207161031000

こちらは五合目


00

登る前の夕暮れ。


201207151824000

登る前に食べたカレー(ご飯が富士山)

登るにつれてまわりは暗く、そして寒くなってきました。

そして標高に比例して、物価も上昇していきます。

「地獄の沙汰も金次第」状態に。

「はあ、はあ。駄目だ・・・、み、水・・・。水をください・・。え?さ、300円。そんな・・だってこれ500ml・・・えーい!下さい!」

みたいな感じになってきます。


僕は何故か、

札束を取り出して

「このボートを買おう」



「ではこの病院を買おう。今から私が院長だ。」

と言った、ブラックジャック先生を思い出しました。


(ちなみに山頂ではお汁粉が600円になります)


あたりが真っ暗になると、空には数え切れないくらいの星が見えました。

あんな数の星は、高1のときのしし座流星群以来です。

とっても感動しました。


山頂はまさに極寒で、僕たちは凍えながら夜明けを待ちました。

月の右側とその上に見慣れない星が見えます。

後で調べると、それは金星と木星でした。



459000

空がピンク色に、下は雲海です。


8000

34001

ご来光

素晴らしい


下山は想像以上に大変でしたが、それに見合う、それ以上の感動がありました。


なかなかに過酷なので

「登った方がいいよ!絶対!」

とは人には言えませんが、もし良かったら。


ではまた。





 僕はハードカバーの本はまず買いません。

高いので。

しかし久しぶりに買いました。

楽園のカンヴァス
楽園のカンヴァス


先日エルミタージュ美術館展に行ったときに僕の惹かれた絵が

1

この「ポルト・ド・ヴァンヴから見た市壁」です。

一見平凡そうに見えるこの絵の中に

なにか得体の知れないモノ

を感じて、僕はこの絵のポストカードを買い家に帰りました。

調べてみるとアンリ・ルソーという画家だそう。(恥ずかしながら僕は知りませんでした)

その後、どういう経緯か僕は、最近売れている「楽園のカンヴァス」という小説がアンリ・ルソーの「夢」という作品について書かれた小説だと知りました。

本はあっという間に読み終えてしまいました。

ルソーという画家がどういう人間だったのか少し分かりました。




僕は「純粋」という言葉に対して複雑な思いがあります。

たまらなく憧れをもつ一方で、純粋さが時にあわせ持つ狂気を畏れ、憎みさえします。

純粋さが人を傷つける場面に出会うたびに、僕は人生の「不条理」について考えます。


たぶん僕という人間が割と不純に、あるいは作為的に出来ているからかもしれません。(その割にはずいぶんと不器用ですが)


しかし純粋というものはなかなか難しいものです。

例えば作品をつくる際、純粋について考えたときにもう、そこに純粋さはありません。


この本を読んで、僕はそんな事を考えました。




あと

空白 (Switch library)
空白 (Switch library)

こちらも結局買いました。

読んでいると、「バガボンド」のあのシーンやあのシーンを思い出したりなんかしちゃって、勝手に泣きそうになります。



 今年もiTunesに夏の歌を選曲したプレイリストを作ろうと思います。2010、2011と今年で三年目です。

まったく日の目を見る機会はありませんが。

今年こそ、このプレイリストを再生しながら車でどっかに行きたいです。(ちゃんとCDに焼いて)

ちなみに以下は去年のプレイリスト「2011 夏」です。

1、Girls On The Beach - The Beach Boys

2、サザン・ウインド - 中森明菜

3、Buddy - 小沢健二

4、Joining A Fanclub - Puffy

5、Hello,my friend - 松任谷由実

6、Disney Girls (1957) - The Beach Boys

7、さよならなんて云えないよ(美しさ) - 小沢健二

8、僕らの夏の夢 - 山下達郎

9、Last Wave(ゲーム「Out Run」サウンドトラック) - SEGA

10、今夜はブギー・バック(live音源) - スチャダラパー&小沢健二


うん、「2011 夏」は「2010 summer」に比べて僕の個人的趣味に偏りすぎていますね。

1アーティストで1曲、という僕の中の大原則もまったく守られていません、ひどい。


ではまた



 「思うのだが、僕らを噛んだり刺したりする本だけを、僕らは読むべきなんだ。本というのは、僕らの内なる凍った海に対する斧でなくてはならない」

フランツ・カフカが友人に宛てた手紙のなかで、書いた言葉だそうです。

村上春樹 雑文集
村上春樹 雑文集

僕はこの本を読んで、この言葉を知りました。

この言葉は本以外のことにも当てはまると思います。



 最近また「ソナチネ」を観ました。

ソナチネ [DVD]
ソナチネ [DVD]

僕は北野武監督作品は「3-4x10月」が一番好きですが、もしかしたらその次は「ソナチネ」かもしれません。

この映画は、僕を噛んだり刺したりします。

僕をザラザラ、ヒリヒリさせます。

その感じが堪りません。


 関係ない話を

僕は、横縞のボーダーのTシャツを着ます。

そうすると、「ねえ、ウォーリー!」とか「ちょっと、楳図かずお先生。」とか言われるんですが、そうじゃあないんです。

僕が憧れてるのは他にいるんです!

JRamone

ramonesのボーカル、ジョーイ・ラモーンです。(この写真ちょっとカッコよくない・・・)

というかジョーイの画像を探していて気付いたのですが、意外にジョーイ、ボーダー着てないね?

Joey-Ramone-the-70s-9205712-600-1099

着てない。

ramonesbwjo20

着てない。

joey_ramone_cat

着てない。(可愛い写真)


イラストで描かれたジョーイは大体ボーダーなんです。

なかでも僕が好きなのが

tumblr_ktgtot9nUk1qap72po1_500

ティム・バートンが書いたジョーイ。

カッコいい・・・。


と、いうわけで「僕がボーダーを着る理由」でした。


 最近の話

さすがに買った本を読まないなんて事はありません、

が、図書館で借りた本を読まずに返す、TSUTAYAで借りたDVDを観ずに返す、という事はままあります。

僕が思うのは、それを観ない、読まないという事は、「それは別に読む必要も観る必要も無いんだ」ということ。

きっと、少なくとも今は、僕はそれを求めてはいないんだ、ということです。

そういうものに対して、無理をしてもしょうがないです。

やっぱり心にFUN、楽しむ心がないと。


 さて3月に観に行った「STAR WARS エピソードI/ファントム・メナス 3D」。

その時、音があんまり大きくなくて残念だった、という事は以前書きました。

そんな僕に朗報が!

なんと吉祥寺バウスシアターで毎年開催されている、「爆音映画祭」にて「STAR WARS エピソードI/ファントム・メナス 3D」が上映されるという情報が入ったのです。

爆音で聞くポッドレースは、最高でした。

意外だったのがライトセーバーの音です。

爆音で聞くあの「ブゥゥゥン」という音があんなにカッコいいとは!

腹に響いてきました。

今回のこの3D化されたスターウォーズは、あまり興行成績が良くなかったそうです。

にもかかわらず上映してくれた「爆音映画祭」に僕は感謝したいです。




それではまた

↑このページのトップヘ