2012年05月



平成中村座に再び行きました。

僕のずっと観たかった「志賀山三番叟」

通称、舌出し三番。

三遊亭圓生の「中村仲蔵」という噺に出てきます。

仲蔵はこの踊りの名人だったとか。


江戸時代の芝居小屋に来たという趣向で、蝋燭の薄暗い明かりのなか踊る舌出し三番はとっても素敵でした。

生で観られて感激でした。


その芸や生き方など賛否両論ある(らしい)六代目三遊亭圓生。

色々本を読んでみても、どうしても賛か否に偏ったものが多いのですが、

円生の録音室 (中公文庫)
円生の録音室 (中公文庫)

これは(やや「賛」よりかもしれませんが)割と距離感を持って書かれていると思いました。

たくさんの落語の音源を残された圓生、主にその制作の過程を書いた本です。

三遊亭圓生という人が何を大事に生きたのか、少し分かったような気がしました。



伊藤大輔―反逆のパッション、時代劇のモダニズム! (映画読本)
伊藤大輔―反逆のパッション、時代劇のモダニズム! (映画読本)

映画渡世・天の巻―マキノ雅弘自伝

映画渡世・天の巻―マキノ雅弘自伝

古い映画のフィルムというものは、戦争で焼けてしまったものがかなりあるそうです。

今となっては、僕らはもうそれらを観る事は叶いません。

それを思うと非常に残念で、悲しい気持ちになります。

戦前、戦後の映画に携わる人達の職人っぽさ、ハンドメイド感がとてもカッコよく思えます。


ではまた


昨日は寒かったですね。

どなたさまも風邪にはお気を付けください。


円朝の女 (文春文庫)
円朝の女 (文春文庫)

松井今朝子さんの「円朝の女」が文庫化されていました。

以前読みましたが、文庫本のほうには巻末に春風亭小朝と筆者の対談が載っていて楽しかったです。


capeta(28) (KCデラックス)

capeta(28) (KCデラックス)

もう、いつもいつもこんなに感動させていただいて申し訳ないです。

例のごとく泣きながら読みました。


座頭市 THE LAST 通常版 [DVD]

座頭市 THE LAST 通常版 [DVD]

ICHI -市- [DVD]

ICHI -市- [DVD]

勝新主演の「座頭市」を何本か観ているのでこちらも観てみました。

「ICHI」の窪塚洋介さんは最高でした。

ちなみに僕が「座頭市」を観始めたきっかけは

天才 勝新太郎 (文春新書)
天才 勝新太郎 (文春新書)

です。



マッチポイント [DVD]
マッチポイント [DVD]

インテリア [DVD]
インテリア [DVD]

マンハッタン殺人ミステリー [DVD]

マンハッタン殺人ミステリー [DVD]

ウディ・アレンの夢と犯罪 [DVD]

ウディ・アレンの夢と犯罪 [DVD]

「インテリア」はちょっと退屈で・・・一度諦めかけたんですが、もう一回ちゃんと観ました。

観てよかった・・諦めなくてよかったです。

「マッチポイント」も素晴らしい映画でした。

なんだか自分が本当に人を殺してしまったような気持ちになります。


皆様、金環日食はご覧になりましたか?

僕も見ました。

日食

前公演の共演者、ジャンフィさんと亮祐くんと。

サングラスタイプよりレンズの小さい日食メガネは、「忍者タートルズ」の敵キャラみたいになりますね。

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「ロックステディとビーバップ」のビーバップです。

では。



ビデオデッキを頂いたおかげでDVD化されていない作品を観る事が出来て大変嬉しいです。

なかでも「カリフォルニア・ドールス」(原題「...All the Marbles」)はずっと見たかった作品です。

...All the Marbles [VHS] [Import]
...All the Marbles [VHS] [Import]

最後は涙無くしては観られませんでした。

フリスコ・キッド [DVD]
フリスコ・キッド [DVD]

こちらも同じロバート・アルドリッチ監督作品。

ハリソンフォードって、やっぱりかっこいいですね。

これも、僕ちょっとウルッと来ました。



 最近はウディ・アレン監督の映画を観ています。

ウディ・アレンの映画術
ウディ・アレンの映画術

この本も面白いです。

「世界中がアイ・ラヴ・ユー 」「ラジオ・デイズ」も楽しかったです。

世界中がアイ・ラヴ・ユー [DVD]
世界中がアイ・ラヴ・ユー [DVD]

ラジオ・デイズ [DVD]
ラジオ・デイズ [DVD]

自分の幼い頃を思い出しました。

子供の頃、叔父さんに連れられて(多分)バーに行きました。

とっても暗い店のなか、当たり前ですが大人のための場所なので、僕は色んな物を見上げてみていました。

なにやら面白そうなゲーム機があるのですが僕からはその輝くスコアボードしか見えません。

ピンボールマシンでした。

叔父さんに抱き上げられてピンボールをやらせてもらったような、ただ見せてもらっただけだったのか、定かではありません。

ただ、その薄暗い店のなかで

「大人ってかっこいいな」

と、なんとなく思った事を思い出します。


 僕は市川雷蔵が好きで



一時期この画像を携帯電話の待ち受けにしていました。

それをある方が大河内傳次郎と間違え、僕はそのとき初めて大河内傳次郎という俳優を知りました。

大河内 傳次郎

御誂次郎吉格子 [DVD]

御誂次郎吉格子 [DVD]

沓掛時次郎 [VHS]


乱闘場面集 [VHS]

大河内傳次郎の殺陣は最高にかっこいいです。

凄く人間臭く、ぴょんぴょん飛び跳ねています。僕はあんな殺陣を見たことがありません。

なんだか知らないが見ているだけで泣けてきます。

彼が剣を振るい飛び跳ねているその様が、すでに「人間賛歌」になっているように思えます。




しかし

TSUTAYAさんが旧作一週間100円レンタルを始められたということは

ホントに本当に

嬉しいです。


それでは



てっせん

てっせん

はな

先日実家に帰った折、庭に見慣れない花が咲いていました。

父と母に聞いてみると「テッセン」とのこと。

センは水仙の仙だろうと調べてみると、出てきた漢字は

「鉄線」

蔓が強いことからこう名付けられたのだとか。


その後、父がしきりに花の撮影を勧めてくれます。

しかも

「携帯で撮れ」

「写メで撮れ」

と。


母は

「デジカメで撮ったほうが綺麗なのに何故?変なお父さん。」

と言いたげな感じでした。(というか言っていました。)



僕は自分のデジカメを持っていません。

何故父が僕に写真を勧めたか。



お父さん、僕には分かっています。

お父さんがこのブログを見ているということ。

そして、僕が携帯で撮った草花の写真を、たまにブログにアップするということを

お父さんはちゃんと知っていたんですね?

そしてお父さん

お父さんは自分の育てたこの鉄線を、実はこのブログに載せて欲しかったんじゃあないですか?



お父さん

ブログにのせましたよ。

どうですか?

古い携帯なので画質はアレですけど。



そんなこんなでゴールデンウィークを満喫しました。


タロットカード殺人事件 [DVD]
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カイロの紫のバラ [DVD]
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さらば雑司ヶ谷 (新潮文庫)

さらば雑司ヶ谷 (新潮文庫)

ウディ・アレンのもつ映画の「軽さ」は素晴らしいですね。

見終わって、自然に「あー楽しかった」といえる感じ。

「テーマは?」「伝えたいこととは?」といった堅苦しさが全然ないです。(ちょっとそういう映画もありますが)

でもDVDで観るのはちょっと味気ないです。

出来れば映画館で、しかも気になる女の子なんかと見に行きたいです。

見終わって「楽しかったねー」なんていいながら喫茶店なんかに行きたいです。

最新作「ミッドナイト・イン・パリ」がまもなく公開。

そしてティム・バートン監督の最新作「ダーク・シャドウ」は今週末に公開です。

渋谷ではそこかしこに「ダーク・シャドウ」の宣伝の旗(幟?)があります。

ではまた。

 空 (UTSUBO) 第五回公演『ワラ』、無事に終了しました。

どうもありがとうございました。

まだまだ終わったばかりでなんとも言えないのですが

とても良い経験をさせていただきました。これは間違いなく。


いろんな経験をしたうえで

自分が何を志すのか、何を目指していくのか

といったことが、だんだんとクリアになってくる。


そんな気がしています。


 僕はよく

「最終的に自分というものを励ますのは、やっぱり自分だ」

みたいなことをよく思ったり(書いたり)します。


僕が最近、気付かされたことは

「自分というものを厳しく律するのも、やはり自分だ」

ということです。

本物を目指すために、自分がどこまでやれるのか。


 今、この日本で生きていく時、大抵の人は殆んどみんな、何かしら器用です。

そうでないと、かなりキツイ。

だから「器用」そのものにはほとんど価値は無い、と思うんです。みんな器用だから。

その器用さの隙間とか、なかとか、内側を暴いてみたいです。

そこにはキラキラしたり、ドロドロしたり、とにかく色んな、人間のおかしさ、哀しみ、矛盾。

内側には「ドラマ」がたくさんあります。

そのドラマをどんどん引っ張り出せたらいいです。


異妖の怪談集 (岡本綺堂伝奇小説集)
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ワイルド・マン・ブルース ―デジタル・レストア・バージョン― [DVD]

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さよなら、さよならハリウッド [DVD]

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ユリイカ2007年11月臨時増刊号 総特集=荒木飛呂彦 鋼鉄の魂は走りつづける

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ジョジョリオン 2 (ジャンプコミックス)

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 「ジョジョの奇妙な冒険」のPart6「ストーンオーシャン」を最後まで読みました。

衝撃でした。

荒木先生の頭の中は一体どうなっているんだろう・・?

そして「ジョジョリオン」2巻、先日も書きましたが第1巻での言葉

 -これは「呪い」を解く物語ー

「物語」と銘打つ、この潔さ。

「物語」というものに正面きって対峙している作者の姿勢が、僕はそれだけでとてもカッコいいと思いました。


ではまた


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