2011年12月

ちょっとだけ、最近読んだ本の紹介を

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近松門左衛門 (人物叢書)
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河竹黙阿弥 (人物叢書)
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吉川弘文館という会社(初めて知りました)から出ているこの「人物叢書」シリーズ。

色んな人の伝記が書かれたシリーズで、現在も出版しているらしくその数なんと260。

中にはそんなに有名じゃない人の伝記もあります。

伝記や自伝、エッセイはその人の、人となりが分かってとっても楽しいです。

特に芸術家のものは。

どういう経緯でその人が、その職業に就いたのか、どういう状況であの名作が生まれたのか、などわかるとより一層その作品が楽しめる気がします。

あと、伝記の場合、伝記を書いた人がその人(書かれた人)を好きかどうかという事がけっこう大事な気がします。

あんまり好き過ぎても変に偏ってしまう気がしてアレですが・・、今から書こうとしているその人への尊敬とか愛がないと、ただの年表みたいな文章になってしまいます。



 ちなみに僕がいま「この人の伝記が読みたい」と思うのは、大橋翠石と月岡芳年です。

 
 大橋翠石は、「虎の翠石」と言われたほど虎の絵をたくさん描いた人です。

ホントに生きてるみたいな絵で、とってもカッコよくて、僕は大好きです。

彼の画集は全然なくて残念に思っていたのですが、「大橋翠石展」をやった博物館が図録の郵送販売をしていることが分かりとても嬉しかったです。


 月岡芳年はグロテスクな絵を書いたことから「血まみれ芳年」なんて言われていた画家、浮世絵師です。

彼の魅力は凄惨さよりもその「ドラマチックさ」だと思います。

躍動感のある人物のポージングや構図。

「自分が描きたい」というよりも「観た人に楽しんでほしい」というサービス精神、エンターテインメント性に溢れている気がします。

二人がどういう人生を歩み、どんな心で絵を描いていたのか、とっても気になるところです。



 話は変わって

自分の中で「いずれ買ってしまうだろう」と思っていましたが、やっぱりとうとう買ってしまいました。

岩明均さんの漫画「ヒストリエ」

(一番手っ取り早く内容を言うと、いわゆる「アレキサンダー大王」その彼に書記官として仕える男が主人公の歴史漫画です)

ヒストリエ(7) (アフタヌーンKC)
ヒストリエ(7) (アフタヌーンKC)
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とりあえず最新刊の6、7巻を。

(僕は何気にこういう買い方をよくします・・・。くさるほど漫画喫茶や友達の家で読んで、でもそれでも欲しくって、そうこうしてるうちに最新刊が出たのを本屋さんとかで見つけると、もうウズウズして「ええい、とりあえず押さえとけ!」って最新刊と、話の筋を理解するために2、3冊さかのぼって買う、といった具合に。ちなみに「HUNTER×HUNTER」は11巻から、「capeta」は14巻からしかありません。)

もうホントに楽しいです。

大体同じ岩明均さん作である「寄生獣」を

「俺のバイブルだ」

なんて広言しておきながら「ヒストリエ」を今まで買っていなかったのもおかしな話です。

これは僕の楽しみ方なのですが、「ヒストリエ」を読んだ後ウィキペディアを見ると凄い楽しいです。

「アイツこれからどうなるんだろう?」「この場面、漫画だとどう描かれるんだろう?」「わ!これはそういう設定にしたんだ。」等々、飽きることがありません。

僕が気になるのは、アレキサンダー大王が出会ったとされる変わり者の哲学者、ディオゲネスという人。

彼がどう描かれるのか?二人の出会いはどういうシーンになるのか?

早くも続きが楽しみです。


それではまた







 舞台が無事終了しました。

皆様どうもありがとうございました。


 改めて書くことでもないのですが

お客さんはお金を払って劇場に来ます。

ということは

舞台の上に「お金を払って観る価値のあるもの」が無ければいけません。

それは、舞台を観終わって「面白かった」と思ってもらえる事はもちろんですが

「今」舞台上で行われているその一瞬々々にも、やはり価値がなければいけない

という事でもあります。

今回は開演から終わりまでほぼ舞台上に「出ずっぱり」でした。

だからこそ、上に書いたような事を改めて思うに至ったような気がします。


 僕は「責任」というものが恐くて、そして苦手です。

この世のあらゆる「責任」から逃げ出したくて仕方がない。

僕は小さい頃、大きくなったら水族館の飼育員になりたいと思っていました。

いろいろな生き物を飼いました。

でも、生き物たちが死んでいって、そのうちに

好きだけで飼っちゃダメなんだ

と思うようになりました。

その時に「責任」という事を考えていたかは分かりませんが。

僕は水族館に勤めなくて良かったと思います。

たくさんの命を預かる責任にきっと耐えられなかったと思うからです。


そんなあらゆる責任から逃れたい僕が、(おそらく)唯一

良い事も、またどんなに悪い事でも

「舞台で起こる事」だけは

何故か、なんとなく、その責任を負える気がします。

これは

「俺が舞台にいればいつどんな状態でも絶対お客さんを喜ばしてみせる」

というような自信ではまったくなくて

逆に、良くなかった時に

「それは自分のせいだ」

と逃げずに胸を張って言える強さみたいなものだと思っています。


そんな責任を負うなんて当たり前だと思われるでしょうし、これを読んでいる皆さんは日々もっと様々な責任を負って生きていらっしゃることと思います。

ただ、僕にとって自信をもって責任をとれることはほとんど「お芝居」くらいしかなくて、そう考えるとやっぱり僕はおそらく「お芝居」が好きなんだなあ、と思います。

えーそれではまた

(この記事は公演終了までこのブログのトップにあります)

スプーキーズ サイド公演vol.1

「『秘密結社』~俺達!所沢支部戦闘員課~」

脚本・演出 : 小坂逸

2011/12/15(木)~18(日)

新宿サニーサイドシアター

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今回はお茶を濁すような記事で申し訳ありませんが、携帯に撮りためた写真をご紹介いたします。

いちご
地元のスーパーで売っている、僕の大好物。

セブンイレブンの「いちごサンド」も美味しいですね。

生クリームが好きです。

先日実家に帰った時に、実物を撮ろうと思ったらハロウィン仕様の「紫芋のミルフィーユ」になってました。

不審者のように捜しまわりました。

「イチゴ・・・イチゴはないか・・・」と


メンチ

上野毛のお肉屋さんのメンチカツ。

一緒にポテトサラダも買い、包んでもらった後、商品を貰うときに(稽古の休憩中で、すぐ食べるため)

「すいません、おはしありますか?」

と尋ねると、お店のおばさんが

「ちょっと、それじゃアンタ、ソースもいるんじゃない?」

と。僕が(小袋に入ったソースでもくれるのかな?)と思いながら

「ああ・・。そう、ですね・・。」

と言うと

「もう、早く言ってよね!」

と、忙しそうに、不機嫌そうに包みを開いてたくさんソースをかけてくれました。

とってもおいしかったです。

お店のお母さんのちょっと不機嫌で、そして世話焼きな感じも好きです。

コンビニの「ファミチキ」や「からあげくん」や「からあげ棒」、「エックスフライドポテト」もいいですが、地元のお店で何かを買うのは、その店ごとの趣きや味があっていいものですね。


ごはん

これは先日実家に帰った時の夕飯。

秋刀魚、あさりの酒蒸し、肉じゃが、ほうれん草のナムル。

なんか、こういうのってホント幸せですよね。

ちなみにナムルは僕がつくりました。

美味しくするポイントはですね

ほうれん草を「ギュッ!」としてちゃんと水を出す

です。


ケーキ

これは数年振りにいただいた誕生日ケーキ。

とっても嬉しかったです。

どうもありがとうございました!

一度、大勢の人を呼んで誕生日パーティーをしてみたいですね。

プレゼントなんていらないし、「おめでとう」もいらないんです。

僕の方から日頃お世話になっている皆さんに感謝の気持ちをお伝えする、そんな会にしたいです。いや、綺麗事じゃなく。



食べ物の写真ばかりなので最後は

結婚式

結婚式の写真を。

なんだか昨今の風潮として

「結婚式などで写真を撮るのは当たり前」

みたいになっていて、ともすると

「写真を撮らない奴は祝う気持ちが足りない」

みたいな空気があるような気がし、なんだか肩身の狭い思いが(勝手に)しています。

そんな空気に押されて撮った一枚。

僕としましては、

「わざわざ写真にとらなくても、俺は、この瞳に、いまこの瞬間を焼き付けてんだ!」

と、思ってます。いや、あの、綺麗事でなく・・・ね。

(じゃあなんで今回写真紹介してんだよ、全部瞳に焼き付けんじゃねーのか?という事は、まあ、置いときまして)

結婚式ときいて僕が思い浮かぶ曲に真心ブラザーズの「I'm in Love」があります。

「今ここにある 僕の心を ひとつ残らず 君にあげたいよ」

という歌詞で始まり、PVも本物の結婚式で撮影されているという、まさに結婚式にぴったりの曲です。

よかったら聞いてみて下さい。


そんなこんなで今週は以上です。

ではまた

 前にも書いたんですが、最近また「トニー滝谷」を観ました。

不思議な魅力に溢れた映画です。

トニー滝谷が、もし奥さん(になる人)に出会わなければどうなっただろう・・と僕は考えます。

もし彼女に出会わなければ、彼は「自分が今までどのくらい孤独だったのか」を知ることはなかった。

二人で過ごした時間が、再び一人になった彼をさらに孤独にさせた。

「人と人との出会い」そのものがもつ、残酷さというか、なにかそんなものを感じます。


でもこの映画の不思議な魅力は、悲しいって言うのとはちょっと違っていて、なんというか

ただ「一人」

だし

ただ「静か」

なんです。

その感じを表現するってとっても難しい事だと思います。


こういう、明らかに今後も観るだろうっていう作品は借りて観るのではなくいっそのこと買ってしまった方がいいですね。きっと。

それではまた。

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